オーガニックニュース
2013.01.13

「LUSH(ラッシュ)」が、商品に使用する全てのカカオバターをフェアトレード・オーガニックへ

lush2.jpg フレッシュハンドメイドコスメを提供する「LUSH(ラッシュ)」が、2012年12月製造分より順次、商品に使用する全てのカカオバターの調達方式をフェアトレードへと切り替えることを発表しました。

 LUSH(ラッシュ)を運営する株式会社ラッシュジャパンは、原材料となるカカオ豆の生産国における児童労働問題の解決による社会問題解決への取り組みを目的として、原材料のフェアトレード購入を実施し、原材料となるカカオ豆の栽培方式もオーガニックへ統一することにより、生産国における環境負荷を可能な限り低減させる取り組みを進めるとしています。

lush4.jpg 生産国の国々においては、カカオ豆栽培の現場において、多くの子どもが十分な教育を受ける機会もないまま農作業に従事させられたり、誘拐され強制労働を余儀なくされたりするなど、児童労働の問題が多く報告されていることから、同社は、これらの問題解決に貢献するためにも、可能な限りフェアトレードを通じてカカオバターを購入し、適正な価格で直接購入を行う取り組みを続けていました。

 今回、カカオバターを使用する全ての商品に必要な供給量の確保ができたことにより、これまでは、マッサージバー『ピース』『マリア』の一部商品のみでの使用に限定していましたが、2012年12月製造分からは、カカオバターを使用する全ての商品をフェアトレード・オーガニックへの切り替えて販売するとのことです。

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